無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

そう思われたが、綾芽は記憶を失う前の綾芽に戻っている。

今までに培って来た経験を頭で考えて活用する事が出来る状態にあるのだ。

彼女はウィリアムの腰をグイと引き寄せると、自分の指を唾液で濡らし、その指を彼の臀部へと回した。

そして、彼の菊門に指を這わせ、少しずつそれを拡げていく。

（ふふっ。綾芽は本当に面白い子だ）

ウィリアムは心の中でそう思う。

彼女のテクニックの手並みを拝見しようではないか。

中々、その部分を上手に刺激してくれる女性は少ない。

ウィリアムは彼女が何をしようとしているのかを知り、期待に胸を躍らせた。

綾芽の唇がウィリアムから離れ、音を立てて彼の肌を吸いながら、下へと下りて行く。

ウィリアムは弟の首の後ろを掴むと自分の方へと引き寄せ、空いた唇を弟のそれに重ねた。

綾芽の脚の間を擦っていたフレデリクの欲棒は、兄に引き寄せられた反動で、彼女の蜜壷に突き刺さる。

「ああっ！」「くっ！」

突然、綾芽とフレデリクを襲った強い快感に彼等は身体を震わせた。

「どうしたの？綾芽？」

「ふ…フレデリクのが…私の中に…」

「ああ、僕が引き寄せたからかな？気にしないで続けて？フレデリクはまだイッちゃ駄目だよ」