無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

綾芽はゆっくりと、そして優しく穴を拡げて行き、先端がフレデリクの中へと飲み込まれると、一気にそれを奥まで沈める。

「……っ!!!!」

フレデリクの身体は、一気に全身を駆け抜けた快楽にビクンと跳ねた。

綾芽は彼の粘膜を傷付けない様に、細心の注意を払いながら、彼の最奥を何度も突き上げる。

「うっ…、うぐっ…、んはぁ…」

止め処なく送られる甘い刺激は、フレデリクの腰を躍らせる。

彼の欲棒はギンギンに反り返り、透明な液体を吐き出しながら、彼の腹の上でのたうち廻った。

フレデリクの上に跨っていたウィリアムは身体を倒し、その欲棒を口に含んで扱く。

兄が彼の欲棒を吸い上げながら扱く水音と、綾芽がキャンディーを抜き挿しする度に、彼の内側から溢れる体液が立てる水音が、淫靡なハーモニーを奏でる。

身体の内側と外側を同時に攻められ、フレデリクは兄の尻にしがみ付きながら、もう、喘ぐ事しか出来ないでいた。

「ああっ！ヤダっ!!駄目っ!!!おかしくなるっ!!!!」

彼は頭を振って、何とか強過ぎる快楽を逃がそうとするが、それは単なる悪足掻きでしかなかった。

「やっ!!イクっ!!!出ちゃうっ!!出ちゃうよぉぉぉぉっ!!!」

フレデリクの喘ぐ声が一層大きく綾芽とウィリアムの鼓膜を震わせると、彼は身体をビクビクと震わせながら、兄の口の中に熱い欲望を吐き出した。