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ウィリアムは弟の白濁した熱を最後の一滴まで絞り取る様に吸い上げ、飲み下す。

綾芽はフレデリクの痙攣が収まるまで、キャンディーを差し込んだままにしておいた。

やがて、彼の身体の痙攣が鎮まり力が抜けると、綾芽はそれをそっと抜き出した。

「ふふっ。すっかり溶けてしまったわ」

そう言いながら綾芽はチューブから避妊具を外すと、それを二人に見せる。

フレデリクは何となく恥ずかしいと思い、顔を赤く染めた。

「さぁ、今度はウィルの番よ？」

そう言って綾芽はウィリアムの顔を見て淫らな笑みを見せる。

「え？僕…？」

「そう。貴方も体験してみるべきだわ。フレデリクもそう思うでしょう？」

綾芽がまだ少し息の荒いフレデリクに同意を求めると、彼は無言で何度も頷いた。

「最初だから選ばせてあげる。私に犯されたい？それともフレデリクがいい？」

「ちょっと待ってよ、綾芽？僕の…その…後ろのバージンを…って事？」

激しい動揺を見せるウィリアムに、綾芽は笑顔を見せながら頷く。

いつも落ち着き払ったウィリアムが動揺する姿は、中々お目に掛かれないだろうと綾芽は思い、楽しいと感じていた。

「ほら…フレデリクは疲れているだろうし…キミだって…そろそろ気持ち良くなりたいだろ？」

じりじりと迫って来る綾芽にたじたじになりながら、ウィリアムはテーブルの上で後ずさる。