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お嬢様♡レッスン

第107章 ドキドキの晩餐会

フレデリクの意識が覚醒し始めた頃、ダグラスの部屋に連れ込まれた綾芽は、彼の部屋のソファに寝かされていた。

「ふふ…。綺麗な肌だ…」

うっとりとした表情で、ダグラスはソファに横たわる綾芽の頬を撫でる。

そして彼は、彼女の背中に手を回すと、淡いピンクのドレスのファスナーを下した。

はらりと露わになる胸元を見て、彼の喉はゴクリと音を立てて上下する。

彼は、綾芽の身体からドレスを脱がせると、コルセットを脱がせようと思ったが、時間が掛かりそうなので、それは諦める事にした。

薄いピンクのコルセットに、同色のガーターベルト。

太腿の素肌の部分に手を滑らせると、綾芽が小さく身動ぎをする。

まだ、駄目だ。

まだ、完全な姿ではない。

ダグラスは自分にそう言い聞かせて、綾芽の肌を探るのを堪える。

彼は、拳を握って立ち上がると、衣裳部屋に行き、あるコスチュームを持って、戻って来た。

彼はそれを綾芽に着せて行く。

それはネットオークションで見つけた代物だ。

日本のアニメのキャラクターが来ているセーラー服。

これを来ている日本の女の子が、彼は見たかったのだ。

そして、その女の子に悪戯をするのが、目下の彼の夢であった。

ダグラスが日本に興味を持った一番の理由。

それは日本のアニメーションだった。

日本のアニメーションに出会い、そこから日本への興味が拡がっていったのだ。

彼は綾芽に一通りのコスチュームを着せると、綺麗にセットされた髪を解き、ツインテールへと結い直す。

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