お嬢様♡レッスン
第112章 葛城の秘書教育
「そうかしら?取締役の婚約者の方、とっても可愛らしくて魅力的な方だったわ。今朝ね、取締役が私にだけ写真を見せて下さったの。『内緒ですよ』って。まだ、21歳なんですって!」
「だから?そんな子供なんて直ぐに飽きるに決まってるわ。葛城さんに似合うのは、大人の女よ!私の色気で必ず葛城さんを落として見せるわ!」
そう言うと橘はボロネーゼのソースを絡めてパスタをフォークにぐるぐると巻き付けると、小さく口を開けてそれを頬張った。
「私思うんだけど、あの方は色気に惑わされる方じゃないわ」
「それは貴方に魅力がなかったからでしょう?」
「そう言う貴女のお色気攻撃だって効果がなかったんでしょう?救急隊員まで呼ばれて…」
そう言うと須藤は、少し小馬鹿にしたような笑みを浮かべる。
プライドの高い橘は、その笑みに苛ついた。
(何よ!私のパパの方が貴女の父親より上なのよ!?)
父親の威光は、女性の魅力には全くと言っていい程関係ない。
それが分からない残念な橘。
彼女がそれに気付き、立派なレディになれる日は来るのだろうか。
「ねぇ?何でそんなに葛城取締役に拘るの?彼自身はお金持ちでもなんでもないじゃない?」
「女の意地よ!」
(やっぱり…)
須藤は橘に分からない様に小さく溜息を吐く。
「好きな訳じゃないのね?」
「だから?そんな子供なんて直ぐに飽きるに決まってるわ。葛城さんに似合うのは、大人の女よ!私の色気で必ず葛城さんを落として見せるわ!」
そう言うと橘はボロネーゼのソースを絡めてパスタをフォークにぐるぐると巻き付けると、小さく口を開けてそれを頬張った。
「私思うんだけど、あの方は色気に惑わされる方じゃないわ」
「それは貴方に魅力がなかったからでしょう?」
「そう言う貴女のお色気攻撃だって効果がなかったんでしょう?救急隊員まで呼ばれて…」
そう言うと須藤は、少し小馬鹿にしたような笑みを浮かべる。
プライドの高い橘は、その笑みに苛ついた。
(何よ!私のパパの方が貴女の父親より上なのよ!?)
父親の威光は、女性の魅力には全くと言っていい程関係ない。
それが分からない残念な橘。
彼女がそれに気付き、立派なレディになれる日は来るのだろうか。
「ねぇ?何でそんなに葛城取締役に拘るの?彼自身はお金持ちでもなんでもないじゃない?」
「女の意地よ!」
(やっぱり…)
須藤は橘に分からない様に小さく溜息を吐く。
「好きな訳じゃないのね?」