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幸せになるための魔法~一粒の雫~

第4章 鬼

私は、大きくなってきたお腹が、愛しくて堪らなかった。

痛くなって、出血もしたけど、ちゃんと育ってくれてる。

たまに、お腹を蹴ってくるときなんて、なみだが出るほど嬉しくて。



彼には、父親になる自覚なんて、多分、一ミリも無かったんだと思う。

共感して、一緒に愛してほしいと思うのは、私のエゴなんだと、悲しい現実を受け止めるしか、無かった。

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