テキストサイズ

幸せになるための魔法~一粒の雫~

第2章 前触れ

25歳。
私は妊娠した。


彼は当然喜んでくれると思い込んでいた。



――でも、違った。




「え?産むの?ちょっと…考えさせて」


報告して、返ってきた答えは、私にはとても考えられないことばだった。

「うん…」


そう返事して電話を切った私は、一人で泣いた。

二人で住む、狭い部屋で。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ