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蝶の様に麗しく

第2章 1話

「僕……土方さんに、抱かれたんです」

「土方さんに……?」

はい、と僕は頷いた。

悪戯しようとしたら、急に土方さんに抱き寄せられたこと。

それは毎回毎回ヤられてしまうこと。

そしてー告白したのも関わらず、拒否してしまったことで話しかけるなと言われたこと。

「なるほどな……。」

「これ、僕が悪いんですか?でも僕、仲間だからって言おうとしたけど、言えなくて…」

納得したという左之さんに、僕はどう答えが返って来るのかドキドキした。

そうだなあ、と言う左之さんは僕の頬を撫でながらー

「お前が悪いっちゃ悪いが、土方さんも悪いっちゃ悪いな」

と、左之さんはそう告げて来る。

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