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蝶の様に麗しく

第3章 2話

抱き続ける一くんが、やっと止めてくれたのはだいぶ後。

一くんは僕の唇を撫でながら問いかける。

「答えろ、総司。なんで泣いてたんだ」

「ぁ……。土方さんに、体を抱かれて…告白された、んです。」

告白?と一くんが目を見開く。
僕ははい、と頷いて左之さんと同じ説明をする。

「なるほどな……で?お前はどうしたいんだ。土方さんか?左之か?それとも…俺にするか?」

「えっ……?」

一くんにする?
でも僕は……。

一くんは戸惑う僕に冗談だと笑い僕に口付けしてきた。

「……ふ、ぁっ……」

イったばかりの僕の体は、繰り返される甘い刺激に何度も何度も反応する。

左之さんも土方さんも。
なんでこんなに口付け、上手いんだろ?

ボーッとする僕から一くんは離れて、僕の太腿を撫でながらまあいいと薄く笑う。

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