
君は少しも悪くない。たぶん
第8章 <番外編、松本潤SP> Take off!!!!!
ニノを、抱き寄せる。
「んっ…」
ニノに触れた瞬間、
吐息が聞こえた。
「潤くん…好きっ!!」
「俺もだよ。
あと、帽子もありがとう。」
うん、と小さく頷いた。
抱き締めているニノが、ソワソワしている。
そして、俺の太ももに、
あるモノが触れた。
「ねぇ…潤くん。1つお願いがあるんだけど、」
顔を離したニノに、
“ナニ?”
と目で問うと
「俺のソコ、そーいう風にした責任取ってよ。
…今日は好きにしていいから」
…随分大胆だな。
もう一度ギュッと抱き締めて
「分かったよ、ニノ子。」
耳元で囁くと、
「やめっ…」
面白いくらい反応してくれた。
