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誰かお願いつかまえて

第5章 夢か現実か



――俺が悪かったかもしれない。

確かに活動的な予定を組んだからスカートじゃない方がいい。
ていうか隣で幸村にスカートはいて座ってられたら俺が運転に集中できないし、な。


…だけど!まさかショートパンツにタイツで来るとは思わないだろ!?

タイツがいい感じに透けてんだよ…

上のセーターとダッフルコートも可愛いし…

私服で会うってこんな勇気いることだったっけか。



後ろから声をかければびっくりしたみたいだし。
…警戒されてるのか?

まぁいきなりキスしたらそうなるか…





って、なんで後部座席なんだよ!お前は俺を娘の送迎をする父親にしたいのか!?




やっぱり緊張してる様子の彼女にブランケットを渡すと使ってくれた。よし、これで安全運転できる!




って、俺全然余裕ないし…年上なんだからもっと余裕見せるつもりだったんだが……





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