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誰かお願いつかまえて

第7章 家庭崩壊……?



『え、意味わかんないよ…

2人が止めてくれてなかったら私―』

「あの2人が止めるのなんて目に見えてたけど?」


遮って言った由香梨はなぜか少し機嫌が悪いようで…


『…とにかく、イタリアの方の人が足りないって言うのは嘘なんだよね?』


「そう…
ちなみに哲哉さんにもあんたのとこの部長にも嘘ついたよ☆」



ちょっと!!ウインクなんてしてる場合じゃないでしょ!?


『どうしてそこまでして……』


「はぁ。まだ分かんないなんて、こりゃ進展は望めないかな?まぁいいや…

あんたが悩んでたように川端たちもいろいろ思うところがあったの!
それで周りが見えなくなってるようだったから、手助けしたつもり」



2人も、なにかで悩んでたのか……


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