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誰かお願いつかまえて

第7章 家庭崩壊……?



『…やっぱり、由香梨はすごいね!
周りのことよく見てるんだね…』


私なんて全然気づけなかった。



「……もう、いいや。

じゃ、そういうことで帰るから。

あと何日かは日本にいるから、なにかあったら溜め込まないで連絡すること!」


『はい!』

私の肩をポン、と叩いて由香梨はエレベーターに乗って行った――











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