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誰かお願いつかまえて

第8章 持つべきものは………



――川端 駿side――. ゜*。:゜


今週はすごく充実していた気がする。

自分の気持ちに気づいてからは岡崎さんに素直すぎる、と言われるくらい幸村の近くにいられて……


近くに寄ると体をビクッとさせて見上げてくるのが可愛くて可愛くて………ちょっとやりすぎたかと反省してる(汗


仕事も順調に進んだし、これからもこんなに充実した生活が送れると思うとニヤニヤが止められない!


そんなこんなで土曜だっていうのに、俺は今週の幸村を思い出してベッドの上でバタバタ暴れる、というのを繰り返していた。


岡崎さんは変態とか言うけど、本当にアイツにハマりすぎててヤバいと思う//



♪〜

枕元の携帯が鳴り出して、画面を確認すると


"幸村 波香"

の文字。


(で、電話!?もう日付も変わりそうなのに?!)


疑問に思いながらも、嬉しくて上がってしまう口角を下げて、深呼吸をしてから通話をタップする。




「…もしもし?」





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