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誰かお願いつかまえて

第3章 恋愛相談??



「そんなことないです!
…そうですね。たしかに相手に遠慮しすぎていたかもしれません!
ありがとうございます!!」

この笑顔が人を虜にするんだろうな…。



私たちは席を立って、会社に戻り始めた。









――フロアに戻ると岡崎さんが戻ってきていた。

『お疲れさまです。
…何かありました?』

声をかけた私を川端と一緒に、じっと見ている。


「いや、特に何も…
あ、幸村、忙しいとは思うんだけどこの資料頼めるか?」

そう言って渡されたのは岡崎さんが作ってたほぼ完成した資料。

『大丈夫ですけど…
どうかしたんですか?』

「ちょっと打ち合わせすんだよ。
てことで少し俺も外すから―――南、お前も」

「は、はい!!」

川端と南ちゃんも行ってしまう。

(打ち合わせなんてあったっけ…?それも、南ちゃんまで連れていくなんて……まぁいっか)


少しの疑問を感じながら私は仕事に戻った。









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