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誰かお願いつかまえて

第3章 恋愛相談??



『も〜、驚かさないでくださいよ!』

そんな私にごめんごめんと言いながら私たちの間に入ってくる岡崎さん。
彼もまた長身で川端より少しだけ小さいかも。


「…幸村、髪伸びたんじゃないか?」

そう言いながら髪を弄ぶ岡崎さん。


『うーん…まぁそうですね』


はっきりしない返事に川端が意地悪く笑う。

「ま、何から何まで話してもらうからな」

『え?なんのこと?私、今日の飲みはただの川端の奢り回だと思ってたー』

「はぁ!?お前、とぼけんなよ!」

「こら、2人とも騒がない。川端、クールで人気な川端くんが崩れてるぞ」

『岡崎さんそんなのは女の子たちのただの妄想で、本性は性格も口も悪い、うるさいやつですから!』

「っ!何を!!」


言い合いをする私たちに挟まれた岡崎さんと3人で歩きながら、
私は何を話そうか考えていた。






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