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誰かお願いつかまえて

第5章 夢か現実か



長いような短いような時間が過ぎて、チュッと
音を立てて私から岡崎さんが離れた。



『~~~~~~っ!!!!』





「明日、断るのなしだから。




…じゃあな」




そう言って出ていってしまった。























(どうしよう……………)




心臓が忙しなく動いている。


















『…ファースト、キス………………』
















これも夢なんだろうと思いながら、私はしばらく動けなかった。











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