
先生…お願い。早く治して・・・
第75章 久々に石川先生と高梨先生とのダブル治療(中編)
既に治療の準備は出来ていた。
ただ思った以上に数値が高い…
このままでは時間だけがかかってしまう
「ちょっと待って。」
そう言って石川は一旦その場を離れた
石川は錠剤の薬を1つと、水を持ってきた
「飲んで!」
『…なんの、薬?』
不安そうに尋ねる
「今日は少し、治療に時間がかかるかもしれないから、身体が耐えられる様に。」
私の背後にいた高梨先生は、私の見えない所で石川先生と目を合わせた
やだよ…。
ただでさえ嫌な治療がいつもよりかかるなんて…。そう思いつつも私は疑いもせずその薬を飲み込んだ
「じゃぁ〜脚、開いて。」
当たり前の様に指示される
もちろん、はいどーぞ。と開くわけがない
だが、こういう時の為の高梨先生…
石川先生へ、前日の汚名返上もある…
躊躇している私に、すかさず背後から補助に入る
立てた膝を左右に大きく開かせた
