
先生…お願い。早く治して・・・
第76章 久々に石川先生と高梨先生とのダブル治療(後編)そして戻る記憶
モニターを見つめる石川は、独り言の様に小さく呟いた
ん〜、ちょっと分泌量少ないな…
「……綾? いつもより感じれない?」
綾はブルブルッと大きく頭を横に振る
「ん〜。。」
石川は困ったな、そんな表情で再度モニターに目を向けた
「綾、少し刺激の種類と強さ変えるよ。」
『ヤダ!!ヤダ!!これ以上頑張れない!』
綾は嫌だと必死でお願いした。
「綾、、、いつもの刺激に対して、心拍数も感度指数も上がってない。。
もちろん分泌量も全然だ。
このままじゃ数値が下がらないから、少し変えてみよう。な!」
そう言うと、綾の嫌だと言う言葉を受け入れる事なく、機械に手をかけた
