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先生…お願い。早く治して・・・

第80章 石川先生の魅惑の色仕掛け…後編



石川は自分の膝の上に向かい合わせに乗せた綾の顔を、優しく見つめる



「綾が泣いちゃう様な事ばかりしてたら、先生嫌われちゃうからな。」





『そんな…、嫌いになんてならない。好きです。ずっと。。』


顔を赤らめ、恥ずかしさのあまり、至近距離の先生から目線を逸らした




「嬉しいよ、ありがと。それでも先生は心配だよ。いつか綾が先生の事嫌いになるんじゃないか…って。」




『そんな事…。』


綾は石川を見つめた

『私の方こそ…。。いつも心配です。
先生にはもっと私なんかよりずっとずっと大人で綺麗な人が周りにいっぱいいるのに。なんで、迷惑ばかりかけて何の取り柄も無い私なんだろ。って…。』

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