
先生…お願い。早く治して・・・
第82章 司馬先生の診察…そして治療
「いいか!もう少しくらい我慢しろ。」
『だって、こんなの我慢出来ない〜』
そんな事を言った所で何も変わる事はない
そして心拍数が落ち着くとまたスイッチが入る
クリトリスの根元に電流が流れ、クリトリスはまた一気に赤く腫れ上がる
『あああぁ〜いやぁ〜ダメ…強いよぉ〜いっちゃう…』
「おい!だ〜め!!イクなよ!」
『ダメ我慢できない!!イっちゃうぅーーー!!』
「ダメだって!!!自分からイこうとするな!!イクなよ!」
『お願い…もう我慢出来ないぃ〜イキたい〜!』
自分でもびっくりする位恥ずかしい言葉を連呼していた
そしていく寸前で何度も機械は止まり、一向にイカせてくれない
そんな時、少し遠くから「入るよ〜」と声が聞こえた
何度もイキ我慢をさせられ、
泣いている綾の側に白衣の先生が現れた
「大丈夫か?」
と、優しく頭を撫で、声を掛けてきたのは高梨先生だった
見慣れた、優しい声と顔…
高梨先生の顔を見た途端、一気に緊張の糸が途切れた
ブランケットで顔を隠し嗚咽しながら泣き出した
高梨「何、何?どうした?ん?注射?」
ただ泣くだけで、今は会話は出来そうにない
司馬「違うよ。まだ注射はしてない。機械入れてるだけだ!」
高梨「司馬先生が治療するなんて、珍しいっすね!」
司馬先生はモニターを指差すと
司馬「俺だってやるつもりなかったよ!だけど、ほらっ!」
高梨「ん?…。。。え?? 8…、、、」
司馬「この数値でやらない訳にいかないだろっ?」
高梨「確かに…。。。」
