
先生…お願い。早く治して・・・
第83章 超ドSな司馬先生と甘々な高梨先生の治療編
司馬「動くな…ジッとしてろっ。打つぞ…。」
ゆっくりと痛みのあった脇の下のリンパ節に針が入る
綾『あぁーー!やだぁ〜やだぁ〜やだぁーーー!!!』
司馬「動くなっっ!!!!」
司馬先生の喝が入る
高梨「綾〜頑張って動かないよ〜」
綾『いたいーーーやだぁーーーーーーーーーっ!!』
高梨「綾!もう終わりだから我慢我慢っ。」
ゆっくりと丁寧に薬が打ち込まれていく
綾『ーーーーーーーーっ!!ぃ……ぁぁぁぁーーーー!!』
炎症が強いその場所への注射は、想像以上の痛みを伴う
司馬「……よし…」
ゆっくりと患部から針が抜かれる
綾『うぅ……っ…っく……うぅ〜ぅぅ…っ…もっ…もっ…や、やだぁ〜…やだぁ〜っ!!!!…ぅ〜っ…っ…』
綾は嗚咽で呼吸も乱れ、過呼吸寸前だった
高梨「よしよし…よく頑張った…。もう終わったよ。もう大丈夫…。大丈夫だから…。。。」
綾『んっ…っ、ん"っ…っく…もうやだぁ〜…痛いっ…』
その後もしばらく、綾の涙は止まる事はなかった
