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先生…お願い。早く治して・・・

第84章 才色兼備な元カノ…



梨沙「玄の患者さん?そんなに悪いの?」


梨沙は高梨に尋ねた





高梨「えっ??あぁ〜…んぅ。。そうだね。」




ただ質問しただけなのに、何故か高梨の反応が一瞬だが焦った様に感じた。そしてそれを無かった事にすべく、冷静さを出して来た。そんな感じがして、ちょっと違和感を感じた



高梨は上手く流せた。そう思っただろうが、女の勘というのは厄介だ



この話に触れるべきで無い…私には隠したい事なのだろう〜。。直感的になんとなくそう感じた



だから何も気付かないふりをし、


梨沙「そっか…。。」


その一言だで止めた






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休憩室を出た石川は、綾のいる部屋へと向かった。


時間はもう23時半を過ぎていた



既に寝ているだろうな…

そう思い、起こさない様に静かにノックし中へ入った。




そっと入って来た石川に気付いた宮田が、小さく声を掛けた



宮田「石川先生…!」


どこか石川先生の顔を見て、少し安堵している様に見えた



石川「綾…大丈夫か?」



宮田は首を傾げると



宮田「……。。どうでしょう…。ただ、まだ眠れずに起きてます。いつもなら治療してもらった後は、痛みから解放されて疲れてすぐ寝るんですが、あの様子だと多分、まだ痛みがあって寝れないんだと思います。」





石川「……んぅ…。。。そうか、、分かった。」



そう言うと、ゆっくり綾の寝ている奥の部屋へと向かった。






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