
先生…お願い。早く治して・・・
第84章 才色兼備な元カノ…
石川「よいしょっ。」
石川は院長特別の診察室奥にある、自分の部屋の大きなベットに綾を降ろした
石川「ちょっと待ってて?コレ、、着替えてくる。お腹、もうちょっと我慢出来る?」
石川先生は白衣の下に着ていたオペ着を指差し、ニコッと笑った
綾『ぅん。大丈夫。』
男のシャワーは早い、オペで汗ばんだ身体を洗い流した
石川は白いTシャツと、グレーのスウェットのハーフパンツを履き、首にタオルを掛け
まだ乾かしてない濡れた髪ですぐに戻ってきた
石川「お待たせ。」
ニコッと微笑んだ
普段見ない石川先生の素の姿だ
「よいしょっ!」
石川は、ベットに寝ている綾の横に腰を下ろした。
石川「どれ、診せて?」
掛けていた布団を捲り上げた
綾の顔が曇る
あからさまに、嫌がる綾の表情につい笑ってしまう
石川「フッ、だいじょーぶ!!どれ位薬入れたら効くか、お腹確認したいだけだよっ」
膝丈まである、前合わせの病院着
石川は、その上から優しく綾のお腹に手を当て
綾が怖がらない様に、ほんの少しだけ、お腹に圧を掛ける。
んんッ…
石川「ごめん、痛かったね。ちょっと待ってて。今、薬持ってくる」
そう言って、扉を開け隣の診察室に薬を取りに行った
