
先生…お願い。早く治して・・・
第84章 才色兼備な元カノ…
先生はすぐに診察室から戻って来ると、綾の右隣に横になった
石川「よしっ!じゃぁ寝るか?」
綾はコクンッと頷いた
石川「じゃ、電気消すぞ?」
そう言うと、ベットヘッドのボタンを一つ押した
ゆっくりと照明の明るさが暗くなる
石川「小さな照明残してるから、真っ暗じゃないけど大丈夫?」
綾『ぅん。』
先生と2人で寝るのはいつぶりかな。
静かな空間が余計にドキドキさせる
先生は寝返りを打つと、肘枕で横向きになり、仰向けに寝ている私の方を向く
布団の中の先生の手は、私のお腹の上にそっと手を乗せる
石川「そろそろ薬効いてきたかな?お腹どぉ?痛くない?」
綾『ぅん……』
石川「そっか…良かった。」
先生はニコッと笑った
石川「綾…?今日は本当に良く頑張ったな…。』
そう言うと自分の胸に綾を引き寄せた
綾『先生……。』
石川「今日は何も考えず、ゆっくり休みなさい。。もし痛くなったら直ぐに起こすんだよ!すぐに薬入れてあげるから!!絶対に我慢しない事!!いいね?」
綾は“うん”と頷いた。
石川「よしっ!じゃ、今度こそ寝よっ!おやすみ。」
綾『おやすみなさい。』
最初はドキドキして寝れないと思っていたが、痛みから解放され、治療の疲労もあり、すぐに眠りについた
寝たか…
石川は綾が寝たのを確認すると、安心して眠りについた
