
先生…お願い。早く治して・・・
第84章 才色兼備な元カノ…
そして朝5時頃
外はうっすらと夜の暗闇から光が戻って来る時間
んんっ…あぁ〜、、俺も歳だな…
どんなに疲れていても、いつもなんとなくこの時間に目が覚める
隣で寝ている綾を起こさないように寝返りを打ち、寝顔を眺める
ずっと見ていても見飽きないな…
なんて思いながら、顔にかかった髪の毛をそっと動かした
ん?
薄らとこめかみ付近が汗ばんでいる様に見えた
石川の綾を起こさない様に、そっと前髪をかき上げ額に手を当てた
熱いな…
サイドテーブルの引出しから体温計を取り出すと、綾の脇の下に体温計を入れた
『んっ…』
「ごめん、起こしちゃったな…。」
小さく首を横に振る綾は、まだ眠そうだった。
少しすると体温計がピピッとなった
石川は体温計を抜き取った
38度7分…
高いな。。。
石川「綾?お腹痛くない?」
『んぅ〜。。』
眠そうに頷く
石川「本当に痛くない?」
石川は優しくお腹の上に手を当てた
『ぁッ…ぃたぁぃ…っ』
寝ぼけていた目も覚めた…
石川「大丈夫、薬入れたらまた治るから。」
そしてまた先生はお腹に薬を入れてくれた
