
先生…お願い。早く治して・・・
第85章 才色兼備な【元・彼女】と、自信の無い【今・彼女】
勢いよく扉が開く音…
石川「んッ?!!!」
尋常じゃないその音…
石川は音のする方にハッと振り向くと
梨沙との会話を振り払い、音のする方に走った
突然の事に梨沙も何事か?と、音のする方に目を向ける
石川「あや?!!!!!」
駆け付けると、俺の部屋への入り口に倒れる綾
石川「綾?!綾!大丈夫か?」
倒れた綾を抱き起こす
綾『せんせ……、ごめん…な…さいッ…』
石川「謝る事なんかないっ!そろそろ薬が切れるのを分かっててお前を一人にしてしまった俺が悪い…」
綾『んっ…っック…んんっ…』
石川「ごめんなっ。」
石川は綾を抱き抱え、持ち上げる
綾『ヒッック…うぇッ……っ…んんっ…』
綾は石川に抱きついた
石川「大丈夫、大丈夫だよ…」
泣く綾に優しく微笑んで見せた
……やばいな、、流石に…、
