
先生…お願い。早く治して・・・
第88章 石川先生の特別治療②
綾『お願い先生!!無理!!無理!!』
必死にお願いするも、もちろん受け入れられるはずはない
石川「大丈夫、無理じゃない。」
綾『んっ…んッ…、、ムリ〜ッ!そんなっ…のっ…せんせぇっ…にっ…わかっる…わっ…けっ…ないーっ…!!』
ポロポロと涙が溢れ出る
石川「見れば分かる!少なくともお前よりはずっと、お前の事を知ってるつもりだ…。俺はお前の主治医だからな。」
綾の涙に感情が流される事のない石川の表情・声はとても冷静で、どんなに泣いて懇願しても、止めてはくれない。
それは綾自身が一番良く分かっている
綾『んっ…ッ…んえっ…ッ…んぇっ…ヤダぁ〜ヤダよ〜』
石川「…ご褒美欲しかったんじゃないの?ねぇ〜?」
綾『…っ…っ…んっ……』
石川「……。まだ始まったばかりなのに、結局はそんなに簡単に諦めてしまう様なお願いだったんだな…」
綾『うぇっ…っく…んッ…んッ… だってぇ…っ』
石川「…別に先生、特別な事してないよ?」
綾『…ッ…っ…っっ……』
時折治療機を咥えた蜜部をビクッビクッと震わせながら、涙を流す
石川は、そんな綾の涙が治るのをただただ見つめた
