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先生…お願い。早く治して・・・

第91章 久しぶりのICU治療室



眠りに付いたのを見届けると、2人は隣の休憩室へと戻った


相良「大丈夫?綾ちゃん。」



石川「なんとか…。薬が効けば良いんだけど…」



司馬「攻め過ぎだ!」



石川「しょうがないだろ…。やるしかなかったんだよ!」



伸「でも、抗生剤打ってそこまで熱が上がるって事は、それだけ炎症が強い証拠かもね?」




石川「あぁ〜、俺もそう思う。熱がある程度下がったら、伸…頼む」


伸「んう。分かった。」



※※※※※※※※


翌、月曜日の朝5:00

石川は休憩室で仮眠を取り、いつもの時間に目を覚ました


綾は薬の影響か、夜中も起きる事もなく今も眠り続けている



石川は綾の側に行くと、額に手を当てた



まだ少し熱はあるものの、昨日よりはだいぶ良い


はぁ〜良かった。


寝ている綾の頭を優しく撫でる




石川は休憩室に戻り、既に起きていた相良に声を掛けた



石川「相良先生、俺一旦戻ります。今日は仕事かなり入ってて、多分中々来れないと思うので、起きたらみんなにも伝えてて下さい。綾の事宜しくお願いします。



相良「うん。了解!一応なんかあったら電話入れるね。」


石川「はい。」



石川は部屋へ戻りシャワーを浴びると、通常業務の為、身支度を整えた



出来る事ならずっと側にいてやりたいが、綾にだけ付いていてやる事は出来ない…


今日は月曜日、怒涛の1週間の始まりだ…

院長業務だけでなく、予約に手術、、
今や東京で一番予約が取れないと言っても過言ではない、この進美外科。
そしてそこの1番人気で院長…

簡単に時間を作る事は正直難しいのだ








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