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伸「綾ちゃん、もう終わるからな…ゆっくり深呼吸して〜！！しっかり息吸って？！ほらっ！息吸って！息吸って！吸って？」


伸先生は大きな声で声を掛ける



綾『…ﾋｯｸ…ｯｸ…ﾋｯ…ﾋｯ…ｯｸ…ｯｸ…ﾝｴ…ｯｸ…いたいョ〜っｯｸ…ﾋｯ…ｯｸ…』



どうすれば息が吸えるのか、考える余裕も何も無い
奥から引き抜いた針は乳首の所で止まっている



伸「しっかり息吸って〜！！！もう終わるからなぁ〜綾ちゃん！最後頑張るぞ〜！いいか…行くぞ！」




嗚咽混じりに声をしゃくあげ、泣きじゃくる綾の呼吸に合わせ、乳首に残りの薬剤をゆっくりと打ち込んでいく…




綾『ーーーーぃーーーーぁぁあ"ーーーーー！！！！！もうやだぁーーーーーーーー！！！いたいいたいいたいいたいーーーーー！もうやだってばーーー！！いやぁーーー！！たすけてーーー！！やだぁ〜！！』




伸「ごめんごめんごめんごめん…痛いな…ごめんなぁ〜ごめん！！もう少しもう少し…もう終わるからな〜ごめんな〜

…よ〜〜っし！！！！よく頑張った頑張った！！！！」





石川「偉い偉い！！綾よく頑張ったな。もう終わりだよ〜頑張ったなぁ〜」





綾『んえっ……やだぁーーーー！！いたいぃーーー！！うぇ〜〜ｯｸ…ん…んえ…ｯｸ…ｯｸ…っく…もうやッ…ﾝｴッ…』




伸「綾ちゃん頑張ったな。よーーーーっし！終わりだよ！」




伸はゆっくりと針を抜き、脱脂綿で押さえ止血する



高梨「頑張ったね、綾！！」



司馬も押さえていた足元をポンポンと叩き、頑張ったな…と司馬なりのエールを送った



綾『んえっ…ｯｸ…んえっ…いたいぃ〜っ…ｯｸ…んえっ…んえっ…いたい〜いたいぃ〜んえ〜んっ…やだぁ〜いたいーー！！っ…ｯｸ…』



石川は綾の顔からマスクを外し頬に手を当て、泣きじゃくる綾の顔を見つめる



石川「綾…、頑張ったな…、、ほんと…よく頑張った！！」



石川は目を細め、綾に優しく声を掛けた




伸「そろそろ良いかな…。。」


止血されたのを確認すると、注射痕に止血用のシールを貼った



伸は綾の頭に手を当て、綾の顔を見つめる


伸「綾ちゃん、ごめんな…よく頑張ったね。」



綾『…んっ…んんっ…も、もうやんないっ！！しんせんっ…せ…のっ…も、もうやだ…んえっ…ｯｸ…やだっ…」