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伸「綾ちゃん、約束する。もう痛い事しないから…見せて？」



石川「綾、大丈夫。もう注射しないよ。痛い事しないから！な？大丈夫だから。」


先生に何度も何度も頭をポンポンされながら宥められる



伸「ごめんな、綾ちゃん。ちょっと前開けるよっ。」


伸は綾の病院着の紐を解き開くと、胸を露わにした




綾『んえっ…んっ…ｯｸ…やだぁ〜っ…んっんん…』



嫌だと拒否したくても、打たれた胸が痛過ぎて身体を動かす事が出来ない



伸「ごめんね。ちょっと触るよ」



伸は注射をした左胸を優しく包み込み様に、そっと胸に手を添える



伸「ん〜、やっぱり熱持ってきたな…。
綾ちゃん、ごめんね…今度はちょっとだけ腕、上げれるかな？」



石川「綾、ゆっくりで良いよ…少し腕、動かしてみようか？」



綾『んぅ"ッ…いたいっいたい〜…！！！』



ほんの少し身体から腕を離し、動かしたただけで激痛が走る


綾『んっ…ん…ぅっ…ｯｸ…痛いっ…もうやだ〜っ…』




伸「…麻酔も切れてきちゃったかな…」




伸「ちょっとごめんね…。」



そう言うと、ほんの少し出来た身体と腕の隙間に手を入れ、注射をしたリンパ部分にそっと触れる



元々触られるだけで痛かった炎症の強いリンパ部分に直接注射しているのだ、痛くないはずがない



綾『痛い〜痛い〜やだぁ〜んえっ…んっ…いたい〜触らないで〜ｯｸ…ん〜っ…』




伸「ごめんね…痛かったね。ん〜、、やっぱりこっちは相当、熱持ってきたな…。」



伸「…ん〜。。。ちょっと冷やすか…」


ぼそっと呟く



伸はベットヘッドにあるボタンを押し、休憩室のマイクと繋いだ



伸「高？まだいる？保冷剤2つ持って来てくれる？」




高梨「はい、いますよ〜！今持って行きます！！」




マイクが切れると



伸「綾ちゃん、少しでも寝れる様に、眠くなるお薬入れるからね…」



綾『せんせ…っ…ぃ…』




伸「ん？」