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先生…お願い。早く治して・・・

第94章 伸先生の再治療




伸「よしっ。タオルくれる?」



後藤「はい。」




綾『んッ…っ…』

伸は温かいホットタオルで綾の蜜部を優しく拭きあげると、両脚足首を片手で掴み、まるで赤ちゃんのおむつ替えの様にお尻を持ち上げた



綾『やっ///!!』


こんな格好…恥ずかしいよ…///



伸「ごめんね、ちょっとジッとしてて!」



お尻の下に敷いた吸水シートを外し、お尻まで綺麗に拭いてくれた




伸「はい、終わり!もう良いよ!」

先生は何事も無かったかの様にニコッと微笑んだ


綾『……。。』




伸「後藤ちゃん、ズボンと下着の着替え、お願いしても良い?」




後藤「分かりました。」


看護師さんが、着替えを手伝ってくれて、治療は終了した。




伸「お疲れ様、良く頑張ったね。胸の方はどうする?このままやっちゃう?それとも、兄貴が戻ってくるの待ってる?」




綾『……。。』



司馬「注射なんて、すぐ終わるぞ?」



綾『…でも…。。。』



司馬「石川が居ようが居まいが、注射の痛みは変わらないぞ!」



綾『……っんっ…んっ…』



伸「綾ちゃん、どうする?無理する必要はないよ!」



綾『んっ、ンエッ…ンッ…んっ…注射やだぁ〜』




司馬「そんなの石川が来たって嫌のは一緒だろ!それに石川が居ようが居まいが、注射を打つのは伸だぞ!ならとっとと打って終わらせてしまえ!」




そんな事言われても…



綾『んっ…っ…ん…ッ…ヒッ…ック…ック…』



伸「司馬先生!」

 
流石に言い過ぎだ…と目で訴える




伸「綾ちゃん、兄貴が来てからやってもすぐ終わるから、良いんだ!!無理して今やる必要はないよ。お腹の治療頑張っただけでも偉いよ!!な?」




伸「後藤ちゃん、院長が戻ったらやるから、一旦片付けてくれる?」




後藤「はい、分かりました。先生、もう少ししたら私、伊藤さんと交代なので、伊藤さんに伝えておきます。」




伸「そっか、分かった、お疲れ様!!多分21時位には院長来るとは思うから、伊藤ちゃんにも伝えといて!!」




後藤「はい。分かりました!」

そう言って看護師はICUからナースステーションへと戻っていった。





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