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先生…お願い。早く治して・・・

第94章 伸先生の再治療



ナースステーションへと戻った後藤は、その後交代のためにやって来た伊藤に申し送りをした。



後藤「それじゃ、あと宜しくお願いします!!」




伊藤「分かりました!でもさ、伸先生が進堂さんのお腹の治療をしたなんてビックリ!」




後藤「そうなんですか?」




伊藤「そうだよ!!この間なんて朝にICUに行ったら、院長、進堂さんの事抱き抱えてベットで一緒に寝ててさ!!」




後藤「え?っ!!!!嘘っ?!」




伊藤「本当だって!!ビックリし過ぎて、中に入れなくて、先生達の所に駆け込んだら、先生達、少しもビックリしてなくて、別に入っていっていいよ!って」




後藤「別に良いよ!ってどう言う事〜?で?入ったの?」




伊藤「いやいや、入れるわけないじゃん!!流石に1人じゃ入れなくて、伸先生が一緒に付いて来てくれて…。」




後藤「で?で?」




伊藤「私達の物音に気付いて、院長起きたけど、見られた事に少しも焦ってもなくて…普通におはよう…もう朝?。みたいな?私の方が焦るよ!ドキドキした〜!」



後藤「え〜?何それ〜益々気になるんですけど〜!だって、一緒に寝るって、いくらなんでも…じゃないですか?」




伊藤「本当に!そうだよね!!だからてっきり、そういう関係だから、伸先生には担当させない様にしてたんだと思ってた!」




後藤「なるほど、そうなんだぁ〜。。でも伸先生が治療したって事は、そういう関係じゃないって事なんですかね?」



伊藤「なのかな〜?気になる〜!だって院長だよ!あの院長がだよ〜!あんなに色んな女優さんやモデルから言い寄られてるのに、わざわざ17歳の進堂さんに手出す?手出したら犯罪でしょw」



後藤「でも手は出してないみたいですよ!」



伊藤「なんで分かるのよ?!」



後藤「だって、さっき検査の時に司馬先生、そのプローブ入んないぞ!って。特注の細いのでやれって伸先生に指示してたもん!」



伊藤「そうなんだ!じゃ、セーフだね笑」




後藤「ちょっと今日もなんか進展あったら教えてね〜!!!」




伊藤「りょうかーーい!院長現れるの今からドキドキするわぁ〜♡でも、この件は私達だけの秘密ね!もし噂が広がったら私達ってバレちゃうもん!」



後藤「そうだね!」



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