
先生…お願い。早く治して・・・
第95章 伸先生の再治療②
伸「みたいだね〜。。とはいえ、変な事はしてないから安心してくれ!看護師も付けて治療したしさ!」
司馬「まぁ〜治療するって決めたのは綾、本人だ!」
石川「あぁ〜もう、わかったよ!んで??注射だけはまだって事か?」
伸「手術明けの兄貴に負担かけたくなくて、綾ちゃん頑張りたかったみたいだけど、この間の恐怖心がやっぱり拭えなかった様だ。身体も手も震えてたから、無理にやらせず兄貴が来たらやろうって伝えてある。」
石川「そうか…分かった。」
伸「すぐやる?」
石川「あぁ。待ってる時間、怖くて仕方ないだろうから、とっととやって終わらせよう!んで?今回は何処に打つんだ?」
伸「腕と脇に炎症が残ってるから、それぞれに1本ずつだ。でも今回打てば、ほぼ炎症治るとは思うんだけどな…。」
石川「そうか、俺も一旦診察しても良いか?今どんな感じか診ておきたい。」
伸「もちろん!」
この間の事もあるからな…
正直怖くてしょうがないだろうな。
伸は看護師の伊藤に連絡を入れ、準備を頼んだ
石川「はぁ〜。俺の顔見たら泣くだろうな…。」
ため息しか出ない…
伸「俺の顔見たって泣かれるだろうけどな!」
司馬「俺は打つ時だけ、押さえに行く。3人で行ったら診察どころじゃない位に泣かれるだろうからな!」
石川「そうだな…。。じゃ、行くか!」
2人は綾が待つ隣のICUへと向かった
