テキストサイズ

先生…お願い。早く治して・・・

第95章 伸先生の再治療②




綾『ちゅうしゃ…ック…こわいっ…んっ…んっ…』



石川「2本だけだ!って言われても怖いよな。」



綾『ンエッ…ちゅうしゃ…っ…もだけど…、、ますい…でっ…からだ…ック…も、こえ…ッ…も、だせなくて…あんな、、あんなに、いたいのに…ック…うごけなくて…ック…ヒッ…わたしの、こえが…ック…せんせぇっ…に、、とどかなくて…っ…こわかったっ…』



石川「そっか、そうだよな…。」


これはやられてる者にしか分からない恐怖感だな…




石川「伸、今回は麻酔、どうするんだ?」




伸「確かに、鎮静剤は強い痛みに対してはゼロにはならないけど、炎症部位の神経を落ち着かせてくれるから痛みの軽減になるから使うつもりではいる」



綾『…ック…嘘!!ぜんぜん軽減なんてされてない!!』




伸「綾ちゃん、あれでも一応軽減されてるんだよ?」





綾『うそ!私の事っ…ヒッ…ック…、押さえやすい様にっ…する為でしょ?』





石川「綾?流石にそれはない!」




綾『だって…ック…。。』



伸「本当だよ。あれでも痛みは軽減されてるんだよ。あの麻酔は嫌?今回はやりたくない?」




綾『んッ…ック…全然軽減されてない!ただ動けないだけっ!』



伸「そんなに嫌ならしなくても良いけど、麻酔無いと痛いよ!!時間的には1、2分もあれば終わるから、2本だけ頑張るというならそれはそれでも良いけど…。」




石川「綾、先生は麻酔した方が良いと思うぞ?効いてない様に感じるかもしれないけど、伸の言う通りあれでも効いてるんだ…。」





綾『んっ…ック…やだっ…』




石川「麻酔すると、身体は重くなって動けないし、声だって出し辛くなる。それだけ神経を鈍くさせてるから。」



綾『…。』




ストーリーメニュー

TOPTOPへ