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先生…お願い。早く治して・・・

第97章 嘘つき…



軽くとはいえ、炎症を起こしてる所を擦られれば、痛くない訳がない




綾『い"たいぃーーーーーーーーーッ!!!!』




石川「よしっ。」


ゆっくりと蜜部から綿棒を抜く




綾『いたい〜っ!!…んっ…ック…もうやだぁ〜っ…離して〜っ…お願いっ!!やだぁっ…んえっ…んえっ…』





石川「綾偉いな…もう終わるからな〜。最後薬塗ったら終わり!すぐ終わるから、もう一回だけ頑張ろっ!な?」




綾『先生っ、もうやらない!!お願いっお願い!!ヤダ!』



ポロポロと大粒の涙を溢しながら、必死にお願いしてくる綾を見て心が傷む



石川は抜き取った綿棒を後藤に渡すと、薬の付いた綿棒を受け取る



石川「綾、これ以上酷くなったら先生、綾にもっと痛い事しなきゃいけなくなる…、嫌だろ??先生もそれは嫌なの。だからちょっとだけ頑張ろ?」




綾『今のでも、充分痛いもんっ!!もう痛いのやだぁ〜っ…痛いのっ…したくないっ…んえっ…もうっ…やだぁ〜やんない!』




石川「そうだな…。もう充分痛いな…」



相槌を打ちながらも、薬の付いた綿棒を炎症のある蜜部の奥に入れていく…



石川「綾?ごめん… 最後もう一回だけ我慢なっ…」




綾『やだぁ〜!!もうやんない!!!』



綾の言葉を遮る様に、一際赤みを帯びている部位に、薬を塗りつける




綾『………ぃぁーーーーーっ………っっっ!!!』


一瞬の強い痛みに声も出せず、腰がガクガクと震え、一気に大粒の涙が止めどなく流れる




石川「…よしっ偉い、終わり!!頑張ったな…。」」



ゆっくりと長い綿棒が抜かれ、スコープと膣鏡も抜きとると、石川は綾の膝をポンポンっと優しく叩いた



伸「頑張ったね。」


一言声を掛けると押さえていた手を離した




綾『んえっんえっっ…ぃいたい…っ…ック…やらないって…言ったのに〜っ…せんせぇのばか〜…ック…せんせいなんて嫌いっ…ん、んっ……みんな嫌い!!』




石川「綾、ごめんな…。おいで。」


そう言って、いつもの様に泣きじゃくる綾を抱きしめようと近づいた途端、綾は石川に背を向け布団の中に閉じこもった



綾『んえっ…んんっ…みんなっ…っ嫌いっ…大っ嫌い!!』





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