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先生…お願い。早く治して・・・

第20章 可愛い妹よ…俺たちがいる

「 あ"ぁーー疲れたぁ〜」

額に汗が滲み、ほんのりパーマがかかった髪をくしゃくしゃと掻き上げる。

夜中から難しい出産に立会い、無事に終わった達成感と安堵感を感じながら、医局に向かっていたのは、神5の一人、5人の中でもっとも長身で、1・2を争うイケメン先生、高梨だった。





高梨は休憩室の窓に佇む綾に気づいた。



「早起きなんだね」



誰もいないと思っていたのに急に話しかけられ、ビックリして振り返えると


「おはよう、綾ちゃん」

その男性は爽やかに微笑んだ。


え?!だ、誰?


綾は突然の事でキョトンとしていると

「そっか、そうだよね。初めて顔合わせるんだもんね。一昨日、君の検査の時に、検査をした高梨だよ」


高梨はニコっと微笑んだ。


確かにこの優しい声、あの時の……


思い出したら、急激に恥ずかしさで顔が赤くなった。







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