
先生…お願い。早く治して・・・
第20章 可愛い妹よ…俺たちがいる
「 で?? どうしたの?」
先生は聞き上手…というか、女性慣れしてる感じで、初めて顔を合わせたばかりだというのに、素直になれた。
『 友達から…メールがきたの…。』
俯き加減でぼそっとつぶやいた。
「うん。それで?」
『 “大丈夫?早く戻ってきてね…。なんかあったらなんでも相談してね”って……。』
「 うん。いい友達じゃない」
『…………。』
急に黙ってしまった綾に、
「 違うの?」
高梨は心配そうに尋ねた。
綾は首を横に振ると、
『 違うの…。みんな大好き。でも………。』
「でも??」
