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先生…お願い。早く治して・・・

第20章 可愛い妹よ…俺たちがいる

“ んっ………んんーーーーーーーっ”


病室の窓に朝日が射し込む


“ はぁ〜、少しだけ仮眠するつもりだったのに…”



朝日が眩しい………


それを避けようと身体をよじる。


パサっ…


何かが落ちる音がした。


ん??


ソファーから身を起こすと、床には白いブランケットが落ちていた。

そしてそれを拾い上げる。


“……ん?お嬢様?…。”


綾の寝ているベットに目を向けた。



そこに寝ているはずのお嬢様がいない




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