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先生…お願い。早く治して・・・

第22章 やっぱり怖い


退院の為だ…

あくまで検査だけ…


退院という2文字をもらう為に私はまた、先生の診察室に来てしまった…



それも宮田を置いて私一人で…。。




やっぱり宮田には執事として安心出来る存在でいて欲しかったから…一人で来てしまった。。



「さっ、入って」

先生は私の背中を軽く押した



やはり退院の為とはいえ、診察室に入った途端いっきに恐怖心で一杯になった。




『…っ…え…っとぉ〜、やっぱ』



その先を言う前に先生に遮られた




「やっぱり、退院は我慢するから検査止める…!!とかは無しだからね。フフッ」


先生は緊張する私をちょっと、もて遊ぶかの様にイタズラに微笑む



『 んっ…。』


もう〜ッ、、、泣きたい…



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