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先生…お願い。早く治して・・・

第22章 やっぱり怖い

「 検査するだけなんだから、怖くないよ!」

先生はいつもの様にニコっと笑うが、病院嫌いの私にとっては一大事なのだ…


先生は私を診察用のベッドに連れて行くと、

「準備出来たら声掛けて」

そう言ってベッドの周りのカーテンを閉めた


はぁ〜、退院したいなんて言わなきゃ良かった………


私は渋々着ていた服を脱いだ…。

そして、いつもの様に脚先から首元までしっかりとタオルで隠した


「そろそろいいかな……?入るよ!」

そう声をかけると石川はカーテンを開いた。


カーテンを開けると既にベッドの周りには検査用の機械がセットされていた。





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