
先生…お願い。早く治して・・・
第22章 やっぱり怖い
先生は私の小さな胸にジェルを乗せ、エコーをかけていく。
やっぱり恥ずかしい…
しかし先生にとっては日常の事。。
画面を真剣に見つめ
「ん〜、思ってたより大丈夫そうだ…。うん。大丈夫だね。」
エコーはあっという間に終わった
最近調子が良かったから、やっぱり大丈夫だったじゃん!というよく分からない自信はその直後に打ちのめされることになる。
「最後に子宮の中、診るからね。足はここに置いて。』
ちょっとの我慢だ〜
退院の為だ……
そう思い、素直に足を置いた。
