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先生…お願い。早く治して・・・

第22章 やっぱり怖い

『…ヤダよ〜……』

涙が止まらない



もう心は限界だった…先生…


気が付けばドクターコールを押していた


直ぐに石川の電話につながった…

「綾?どうした?」


先生の優しい声が聞こえる



『…う"っ…ううっ…せん…せぇ…っく…』



「大丈夫だ!直ぐ行く…」






医者嫌いの綾が
自分でコールするなんて…


まさか、一人なのか?



石川は病室へと急いだ。










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