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先生…お願い。早く治して・・・

第6章 運命を変えた事故

はぁ〜終わった〜。。
まだふらふらするけど、終わったという事が何より嬉しかった。


私は進美外科専用の玄関前で、そんな事を思いながら車を待つ。

「おかしいな…。」

『何が?』

「小松が電話に出ないのです。ちょっと駐車場に行って参ります。お嬢様はこちらでお待ちいただけますか」

『うん。』

「でも、お一人で大丈夫ですか?」

『大丈夫だよ。子供じゃないんだからぁ〜』

ニコっと微笑み、
「では、直ぐ戻ってきますから」そう言うと、宮田は走って駐車場へ向かった。







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