先生…お願い。早く治して・・・
第23章 治療は嫌っ〜(石川先生&高梨先生 前編)
やれやれ…
まったく…どんだけ頑固なんだよ…
出来るだけ、痛すぎない位置を狙ったが、ダメか。
しょうがない…
高梨 「 じゃここは?」
そう言うと、今度は迷いなく、下腹部の一点を目掛けて、その指はあてがわれた。
高梨はその場所を軽く優しく押した
先程の比ではなく大きくビクンと腰が飛び跳ねた
『あ“ッ!!っッ嫌ッ!!』
高梨「どう?痛いだろ?ん?」
ぶるぶるッと顔を横に振る
流石の石川先生も、背後でやれやれと溜め息を付く