先生…お願い。早く治して・・・
第23章 治療は嫌っ〜(石川先生&高梨先生 前編)
高梨 「本当に痛くなかった?」
『… …ぅん。』
コクンッと下を向いたまま頷いた
石川「綾、本当は痛かったでしょ?」
綾の顔を覗き込む様に問いかける
しかし綾は俯いたまま、何度もクビを横に振る
石川も高梨も、はぁ〜〜っと大きな溜め息を吐く
高梨「ったく、しょうがないな〜。綾?今の場所、先生、今度は手加減しないで普通に押すよ?良いの…?痛い事されるの嫌でしょ?」
『……。。。。』
…ったく。
高梨は先程の場所を、さっきより少し強目に押した
その途端、我慢出来ない痛みが走り
反射的に高梨の手から逃れようと腰が大きく揺れ動く
『んあ〜ッ!!痛い!ヤッッ!ヤダヤダぁ〜痛い〜やだぁ〜先生!ヤダ〜』
高梨「ほら言ったろっ。もっと早く素直になっていれば、こんなに痛い思いしなくて済んだのに…。」
高梨は下腹部から指を離し、蜜部からも指をゆっくりと引き抜いた
『うっ…っッ…んっ…っ』
石川「 綾〜?高梨先生、加減してこれだけ痛いんだから、約束通り治療は必要だ…良いね。」