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先生…お願い。早く治して・・・

第25章 高梨の診察室、そして頑張ったご褒美…

“下だけ全て脱いだらここに座ってちょうだい。座ったらここに掛けてあるタオルを掛けて待っててね”



『………はい。』



私は言われた通り、下を全て脱ぐと診察椅子に座った


石川先生の所にあるのとは全然違って、これはよくテレビで見るやつだ。



タオルを掛けて待っているとカーテンの向こう側から、いつもの優しい先生の声が聞こえた。



「綾、今から椅子動くから、背中付けて、手元しっかり握っててね」



『え?あっ……うん。』


私は言われた通り手元の肘掛けをぎゅっと握った


その瞬間、椅子が動き出し、私は天井を見上げる様に背中が倒れる。そしてそれと同時に脚は大きく左右に開く





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