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進堂さん、Aにどーぞ。

私は保健室の冴子先生に名前を呼ばれた


一気に胸の鼓動が高鳴る



『……は…ぃ…』

消える様な小さな声で返事をした



カーテンで仕切られたその先に先生はいる…。


バクバクと胸が高鳴り
脚がすくむ…



恐る恐るカーテンの中に入った…。



そこには冷静を装っているが明らかに機嫌が悪そうな石川先生の姿が目に入り


つい後退りしてしまった。




石川「……座りなさい。」



明らかに声のトーンが低い…完全に怒っている





石川「早く…。まだ他にも待ってる人いるんだから…。」





綾『…は…ぃ。』


私は目も合わせられず、下を向いたまま、今にも消えそうな声で返事をした。



事の事情を知らない冴子先生は、突然の石川先生のこのピリピリモードに同様していた