
先生…お願い。早く治して・・・
第30章 強制入院……
石川は電話を切ると、
石川 「悪い…、ちょっとVIPの患者の診察に行ってくる。その間、この子が逃げ無いよう見てて」
男性「ああ、それはいいが…、そのお嬢さんは?」
石川「……手の掛かる困った 、おじょーさまっ。」
石川は嫌味たっぷりに言い放った
男性「あぁ〜。」
何かを思い出した様だった
石川はソファーに俯いき座る綾に
石川「綾!!俺のいない間に逃げようとか考えるなよ!いいなっ!!」
男性「玄(ゲン)!!」
男性は石川に言い過ぎだ!と言わんばかりに石川の名を呼んだ
未だ怒っている石川に綾は、止まっていた涙がまた溢れた
