
先生…お願い。早く治して・・・
第30章 強制入院……
不安がる私に先生は
前院長「大丈夫。そんな時の担当医だよ。自分の身体に向き合って、不安な事があれば、逃げるんじゃなくて、玄に相談してごらん。」
綾『でも…、先生…怖いし…』
前院長「そんなに玄が怖いかい?」
綾『はぃ。』
前院長「そお?? 玄は凄く優しいよ!!君が自分から玄を頼って助けを求めたら、アイツはあんな風に怒ったりはしないはずだよ。君は優しい玄を知らないのかい?」
そう言われて私はハッとした。
3年前の出来事を思い出す度、嫌な事ばかりが真っ先に思い浮かぶ。だから、私はあの時の記憶を消そうとしていた…
先生の優しさも一緒に…
あの時、泣きながら電話した時も
先生は走って駆けつけ抱きしめてくれた
治療中も泣き続ける私を抱きかかえ、ずっと背中をさすってくれた。そして治療した日はずっと…朝まで側にいてくれた
先生は今も昔もずっと変わらず、
私の事心配してくれていた…
だからきっと、昨日も心配してずっとずっとずっと…
待っていてくれたんだ…
それなのに私……
最低だ……。。
綾『院長先生…私、石川先生にひどい事…』
綾は目を潤ませた
前院長「綾ちゃん、玄は大丈夫。君が自分と向き合えばそれでいい」
先生はニコっと笑った。
